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【 五術随想(ト)】- 遁甲実践に際し- (季刊「五術」平成1年6月号掲載文から抜粋)



卒業式のシーズンですね!

数日前に、
袴の上のお着物が幾何学模様のようなモダンな柄で、
プラス「ベレー帽」というお召し物の卒業生を見かけました。

袴にブーツ姿はメジャーになってきましたが、
ベレー帽は、へぇ~!でした。
卒業式を楽しんでいるようですね♪

そんな季節ですね。












【 五術随想(ト)】

― 遁甲実践に際し ―

(季刊「五術」平成1年6月号掲載文から抜粋)

佐藤六龍著


◆ 学校選び ◆


受験シーズンになると(といっても、いまは夏ですが)、よく受ける質問が、学校選びに関するものです。どこの学校を受けたらよいか、あるいは、A校とB校のどちらに入学したらよいか、というような質問です。

講習生の人たちの「学校選び」をみていますと、ほとんどが奇門遁甲を用いているようです。しかし、これはまちがった用い方です。まず、どこの学校を受験するかですが、これは進学指導の先生ともよく相談して、本人の学力に応じた学校を選ぶべきでしょう。占術のはいる余地があるとすれば、それはボーダー・ラインにある学校で、はじめからだめな学校は、受けてもしかたがありません。要するに、ごく常識的に選ぶしかないわけです。

受かったあと、どちらの学校にするか、あるいは義務教育などで、どちらの学校に通わせるか。講習生の人は、このケースでよく遁甲を使うようですが、これがまちがいなのです。学校のレベル、教育方針、設備などは最初からわかっているわけで、吉方を使ったからといって、学校のレベルが上がったり下がったりするわけはなく、ましてや設備が突然よくなるなどということはありえないことです。

ここで遁甲の「求医」を思い出してください。「求医」の原文には、
― 良医の是非は、内行に打聴するによりてあたり、これを決し、せつに卜により而して決するなかれ、命は児戯にあらず。

とあります。医者を選ぶには、まず玄人なり、その方面にくわしい人にきいてから、命をあずけるべきだ、というのです。方位を使ったところで、ヤプ医者が名医になりはしないのです。

学校を選ぶのも同じことで、方位を使ったことによって、その学校がよくなったり悪くなったりはしません。どの学校がよいかは、専門家 ― 学校の先生の意見をきいて決めるべきです。

ただ、レベルも同程度、設備も同程度なら、占いによる選択の余地も出てきます。しかし、その場合は、五行易などの占卜によるべきでしょう。用神は、親が占うのなら、「子孫」ということになります。「父母」ではないことに注意してください。「父母」の場合は、学校のレベルということになりますが、こんなことはいまさら占うまでもないのです。
 ですから、占的は、学校との相性というようなことになるでしょう。地方の学校で寮生活にはいるなら、これは一応移転に準じますから、遁甲を用いてもよいでしょうが、それにしても、休みのたびに帰ってくるのですから、はたして……という気はします。

とにかく、求医や学校選びにかぎらず、いくつかの中からものを選ぶ場合は、遁甲によらず、占卜によるべきです。










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